離婚時に、どちらか一方が家を出ることになります。
引っ越し時にお互い顔を合わせたくないので、鍵を渡すこともあるでしょう。
しかし、安易に鍵を渡すことはおススメできません。
今回は、離婚時に妻に渡した鍵が返却されない男性からの悩みを共有します。
鍵が返却されないリスクについても詳しく解説したいと思います。
妻が離婚の鍵を返却してくれない!
【目次】
- 鍵が返却されない!?
- 鍵未返却のリスク
鍵が返却されない!?(1)
相談者の山根さん(仮名)夫婦は、バタバタと離婚を成立させました。
家を出ていく奥さんは、離婚成立の数日前から慌てて準備をしていました。
「夜逃げで逃げる人ってこんな感じなのかな?」と思ったそうです。
夜逃げならば二度と戻ってきませんが、離婚は違います。
元奥さんから「忘れ物があるから鍵が欲しい」と連絡がありました。
山根さんも、わざわざ奥さんと顔を合わせたくなかったので渋々応じたのです。
しかし、それがすべての間違いでした。
1週間経過して鍵を返却して欲しいとお願いしても、無視されてしまうのです。
元奥さんがいつ家に出入りしているかもわからず、不安になったそうです。
元妻とはいえ赤の他人ですから、考えれば考えるほど不気味な気持ちになります。
鍵未返却のリスク(2)
鍵が返却されないと、住居不法侵入のリスクを高めます。
もし、財産分与や慰謝料の決着がついていない場合、特にリスクが高いです。
自宅に預金通帳や財産を保管していれば、証拠として押さえられてしまうからです。
「隠し財産があるから、財産分与はやり直しだ!」と主張される可能性もあります。
今のご時世は物騒ですから、下手をすると盗聴器を仕掛けられる可能性だってあります。
くれぐれも注意すべきです。
まとめ
元妻から鍵が返却されないようであれば、鍵を変更することを強くおススメします。