「妻からの暴言が続き体調が悪くなった」
という方は、現代では珍しくはありません。
妻からの暴言だけではなく肉体への暴力に悩んでいる人もいます。
「男が泣き言を言うのは恥ずかしい」と長年我慢し続けてしまうのです。
暴言も立派な暴力です。
受け入れてはいけません。
本記事では、妻からの暴言を理由に離婚する方法を紹介します!
妻からの暴言で離婚する方法
【目次】
- 暴言は離婚原因になるか?
- 離婚するためにやらねばいけないこと
- 証拠収集の重要ポイント
- 慰謝料請求は可能か?
暴言は離婚原因になるか?(1)
モラハラが離婚原因になることを、報道でご存知の方も多いと思います。
しかし、モラハラ離婚で騒がれるのはもっぱら被害者が女性の場合です。
男性がモラハラ被害者であることは、ほとんど報じられません。
なぜならば、妻からの暴言に屈したという事実が男性のプライドを傷つけるからです。
そのため「モラハラ≒男性が加害者」という固定観念を持つ方は非常に多いのです。
特に、DVやモラハラの加害者となる女性は美人だったり外面が良い傾向があります。
「あの美人奥さんが夫に暴力・暴言を吐くわけがない」と周囲は信じてくれません。
妻からの暴言被害に苦しんでいる実態を信じてもらう方法はあるのでしょうか?
離婚するためにやらねばいけないこと(2)
妻からの暴言被害に苦しむ事実を証明するには、証拠を収集するしかありません。
男性と女性の主張が食い違う場合、一見弱い立場を守ろうとする意識が働きます。
特に、正義感が強い職業・立場にいる人ほど弱いものを守ろうとする傾向は強いです。
「暴言を吐くのは男性」という固定観念をぶち壊すのは確実な証拠以外にないのです。
では、どのような証拠を収集すればよいのでしょうか?
収集すべき証拠を列挙しておきます↓↓
- 証言
- 録音テープ・動画
- 報告書(興信所)
- 医師の診断書(精神的被害がある場合)
モラハラ被害は、外ではなく家庭内で発生する率が高いのが特徴です。
そのため、第三者の証言を入手することは非常に難しいです。
そこで、音声を録音したり、モラハラの様子を撮影するのが効果的です。
但し、自力で録音機を設置したり、隠しカメラを設置するのは難しいかもしれません。
資金的な余裕があれば、興信所に隠しカメラを設置してもらう手もあります。
但し、依頼者本人名義の住まいの一部(リビング等)にしか設置してもらえません。
また、精神的被害がある場合には医師の診断書も有効な証拠の一つになります。
証拠収集の重要ポイント(3)
モラハラの証拠の場合、「被害状況を正確に立証できるか」が鍵になります。
「毎日暴言を吐かれました」という抽象的な報告では効果はありません。
吐きかけられた言葉を正確に記録に残さねばなりません。
証言の確保、録音・録画による記録が難しいならメモ(日記)をとりましょう。
どのような言葉を投げかけられたのか、できるだけ正確に記録するのです。
メモによる証拠収集は、その手軽さが最大のメリットです。
デメリットは、嫌なことを繰り返し思い出す必要があるという点です。
また、日記による証拠収集が発覚すると証拠隠滅のリスクがあるので要注意です。
慰謝料請求は可能か?(4)
慰謝料請求をする場合には、2つの条件があります。
- 証拠収集
- 離婚する
証拠収集(4-1)
証拠収集は絶対に必要です。
モラハラの証拠、精神的被害を受けたことの証拠の2つが必要です。
離婚する(4-2)
離婚をしない場合、慰謝料請求が認められる可能性は低いです。
慰謝料を勝ち取っても、満足いく金額ではないでしょう。
「離婚しないでもいいなら、被害は大きくなかった」と判断されるからです。
別の見方をすれば、高額慰謝料の中には「離婚」の精神的ダメージが含まれているのです。
離婚の有無に関わらず精神的被害は認められるべきですが、それは理想論です。
暴言に限らず、不貞行為などの慰謝料請求でも同様の傾向があります。
配偶者の不貞行為による慰謝料請求は、離婚しないと金額が大きくならない傾向があります。
見方によっては「浮気されたのに夫婦関係を継続するほうが辛い」のは事実だと思います。
しかし、離婚しないと不貞行為のダメージは認められにくいのが実情です。
まとめ
暴言を吐く妻と離婚する心構えを最後に紹介します。
- 証拠収集
- 離婚準備
- 復讐計画
証拠収集の大事さについては、既に詳しく解説しました。
最後に、離婚準備と復讐計画の大切さについて述べておきます。
モラハラの証拠をしっかり収集すれば、離婚はできるでしょう。
しかし、幸せな離婚になる保証はありません。
なぜならば、財産分与、養育費、親権などの対策は一切していないからです。
極端な話ですが、モラハラ妻から「離婚するけど1億払え」といわれたら?
理不尽な条件で離婚しないためにも、しっかりと知識を蓄える必要があるのです。
その上で、妻への復讐計画を頭で考えておきましょう。
復讐計画を立てるだけで、前頭葉が活発になり辛い感情が薄まります。
念のためいっておきますが、非合法な復讐は一切やめましょう。
犯罪を犯せば、離婚への道のりが遠ざかる可能性があるからです。
なお、離婚準備の知識を蓄えるという意味では本サイトをフル活用してください。