妻の浮気メールを見てしまった男性はどうしたらいいでしょうか?
裏切られた怒りと、関係を修復したい気持ちで板挟みになっているのではないでしょうか?
妻の浮気メールを見たらどうするか?
【目次】
- 短期は損気
- 本当に浮気しているのか?
- 妻を問い詰めていいか?
短気は損気(1)
奥さんの浮気メールをみたら、ショックで息が止まりそうになるでしょう。
「怒りで手の震えが止まらなかった」という男性も一人や二人ではありません。
浮気メールに遭遇した男性の多くが以下のような言葉を漏らします。
メールだけで離婚できるのか?有利な離婚ができるか?現在進行形で浮気をしているのか?どのタイミングで問い詰めるのがベストか?とにかく裏切られていたショックでどうすればいいのか途方にくれています。相談できる人もいないので毎日モヤモヤしています。
どうすればいいか?という疑問に対する正解は、当事者にしかわかりません。しかし、確実に言えるのは「まずは冷静になるべき」ということです。
怒りや悲しみといったネガティブな感情は、合理的な思考を奪います。感情をぶちまければ、確かにその場はスッキリできるでしょう。しかし、残念ながらスッキリするのは一時的なものです。
あとになって「なぜ、あんな行動をしたんだろう」と、過去の非合理な行為に悩まされることになります。
某国会議員が「このハゲ~!」と叫んでいた音声を耳にした人もいると思います。頭のいい人でも怒るとIQが低下するいい証拠です。また、身近な空間でなぜか怒り狂っている人を見かけたことがあるかもしれません。1990年代は、「キレる若者」という言葉が流行しましたが、2015年頃から「キレる老人」という言葉が流行しています。
いずれにせよ、キレる人は見苦しいです。また、見苦しいだけでなく怒りに任せて行動した結果、大失敗してしまう人もいます。
例えば、奥さんの裏切りに怒り狂って、奥さんや浮気相手に暴力をふるってしまうと、加害者側のあなたが圧倒的に不利になります。
浮気の場合は民事裁判で慰謝料を請求するのがせいぜいですが、暴力をふるったとなれば刑事事件として逮捕される可能性も高いです。
「浮気した男に鉄拳制裁の一つもしてやらないと気がすまない」という気持ちもわからなくはありません。でも、鉄拳制裁を実行して、相手に大怪我を負わせた挙句に逮捕されてしまった男性も実際にいるのですから笑えませんよね。
正直、逮捕されては失うものが多すぎます。割りに合わないですよね?
「でも、怒りを抑えられない!」という方もいるでしょう。
その場合は、「復讐の方法を考える」のがオススメです。
復讐の方法を考えると、強制的に冷静に頭をフル回転させることができるからです。復讐の方法を考えれば考えるほど、冷静になり、気持ちが落ち着いてきます。
ちなみに、「復讐しろ!」といっているわけではないので勘違いなさらないでくださいね。あくまでも復讐の方法を考えることで、冷静になるのが目的です。
本当に浮気しているのか?(2)
そもそも、奥さんは浮気しているのでしょうか?
親密なメールやLINEのやりとりをみたら、「親密なやりとりをしている男がいる」⇒「浮気している」と短絡的に考える人が多いです。
しかし、親密に交際しているからといって浮気しているとは限りません。
もしかすると、親密なやりとりをするだけの関係かもしれません。また、本当に仲のいいだけの幼馴染と連絡をやりとりしているだけかもしれません。
最近はテレビでもネットニュースでも、浮気が発覚した芸能人のニュースが報じられています。だからこそ、「浮気」の二文字を疑ってしまう気持ちになりやすいのです。
浮気メールをみた時点でわかることは、「親密なやりとりをしている男性がいる」ということだけです。
もちろん、やりとりの内容にもよりますが、客観的にみて「100%浮気している」と断言することはできません。
つまり、言い逃れされる可能性だって十分あるということを意味しています。
もちろん、浮気を追求して奥さんがあっさり認めることもあると思います。でも、そういうケースでは奥さんから「離婚しましょう!」とカウンターを喰らうことのほうが多いです。
慰謝料請求すべきか、離婚すべきか?、夫婦円満を目指すのか?という気持ちの整理がない状況で、奥さんから「離婚しましょう!」といわれても戸惑ってしまいますよね。
憶測を元に対策を立てることはできません。ですから、まずは事実を確認することに集中しましょう。それ以外のことは、事実が判明してから考えればいいと思います。
「奥さんが浮気している」ということを大前提に発想を広げると、どうしても悪いことばかり想像してしまうものです。精神衛生上もよくありません。
妻を問い詰めていいか?(3)
浮気の確固たる証拠が掴めたという前提で話を進めます。
確固たる証拠が掴めた段階で、すぐに奥さんを問い詰めるのはオススメしません。
奥さんを問い詰めるのは、あなたの気持ちの整理をつけてからです。
離婚するか、慰謝料は請求するか、夫婦円満を目指すのか?
どの選択を採用するのがあなたにとって最良かは、あなたの心で判断するものです。
損得勘定でそろばんを弾きたくなる気持ちもあるかもしれません。でも、冷静に考えれば、結婚そのものだって、男性にとっては損得勘定で考えれば「しないほうがいいもの」です。
損得勘定抜きで結婚したのですから、離婚も損得勘定抜きで決めるのが自然です。もし、結婚がビジネスだとすれば合理的な判断もあろうかと思いますが、夫婦関係はそういうものではありません。
まとめ
もし、「離婚する」という決心がついたら、「離婚準備なう。」を参考にしてください。
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