「妻が浮気しているかもしれない」と不安でたまらない気持ちになっている男性は多いです。
あくまでわたしの経験ですが、「え?この人が?」という女性が浮気をしていることも珍しくありません。
家事だってしっかりするし、子供にも優しいし、虫も殺せないような女性が浮気をしていることも珍しくありません。
だからこそ妻の浮気が発覚した時に、旦那さんが受けるショックは計り知れないのです。わたしだって信じられないような事実を目の当たりにするたびに、人間不信になりそうになっています。
そこで本記事では浮気調査すべきか?という点について詳しく解説したいと思います。
「もしかしたら妻が浮気しているかもしれない」と悩んでいる男性、もしくは「妻が浮気をしているのは間違いなさそう。確固たる証拠を掴むべきか?」と浮気調査をすべきか検討中の男性は判断材料の一つにしてください。
妻の浮気調査のメリット
- 裁判の証拠になる
- 離婚の回避
- 親権を奪われる予防
- 婚姻費用の減額
- 財産を奪われない
- 浮気相手がわかる
- 白黒ハッキリする
裁判の証拠になる(1)
まともな探偵社に浮気調査を依頼すると、「調査報告書」をもらうことができます。そして調査報告書はそのまま裁判の証拠として活用することができます。
裁判官は何よりも「証拠」を重視しますから、しっかりとした証拠があれば裁判は勝ったも同然です。しかし裁判で勝つためには、質の高い証拠が絶対に欠かせません。
もしかするとあなたは「浮気の証拠ぐらい自力で準備できる」と思うかもしれませんが現実は厳しいです。
裁判官に「客観的に見て、奥さんは浮気している」と判断させるためには、疑いようのない証拠が絶対に必要なのです。
奥さんに顔が知られているあなたが、浮気相手と奥さんが密会している証拠をつかめる可能性は極めて低いでしょう。
頑張って張り込んで浮気の現場を撮影する機会を得ても、当事者の顔がきちんと判別できる証拠写真を撮影できるでしょうか?
また夜間の撮影ともなれば赤外線カメラも必要になりますし、そもそも妻の浮気現場に出くわしても冷静な状態をキープできないでしょう。
理性を失って浮気相手の男性に襲いかかれば、傷害罪で訴えられるリスクだってあります。
以上のようなリスクを抱えるぐらいなら、お金を支払ってプロに浮気調査を依頼するのが合理的だと思います。
離婚の回避(2)
奥さんが浮気をした証拠を掴むことができれば、奥さんは「有責配偶者」として認定されます。
有責配偶者(ゆうせきはいぐうしゃ)とは、婚姻関係破たんの原因をつくった側のことです。
夫婦には「貞操義務」(ていそうぎむ)があります。ですから貞操義務に違反した配偶者は有責配偶者になります。
実は有責配偶者からの離婚請求は認められにくいのが日本の司法の実情です。裁判所は、悪いことをした側の味方にはなりません。ですから浮気をした奥さんが離婚を請求しても却下されるのが一般的です。
つまり浮気をした奥さんが「浮気相手と一緒になりたいから離婚して!」と主張してきても、「有責配偶者が何をいうか!」と抵抗することが可能になるわけです。
親権を奪われる予防(3)
原則として離婚後の子供の親権は、「父」か「母」の2択です。つまりあなたか奥さんのどちらかが親権を諦めなくてはいけないのです。
仮に奥さんが「子供を連れて別居を強行した」とします。あなたは「浮気を追及された妻が、子供を連れて身勝手に別居した!」と主張するでしょう。
しかしきっと奥さんは「旦那のモラハラに耐えかねて別居に踏み切った。夫婦関係は冷え切っていた」などと反論するに違いありません。
奥さんの浮気の証拠を掴めなければ、「既に別居している」という事実と、「奥さんの離婚する決意は固い」という2つの事実により、離婚請求が認められるだけでなく、親権も奪われる可能性があるのです。
あなたの主張が正しくても、確固たる証拠がない以上、裁判官に正しい判断を期待することはできません。裁判官だって人間です。「わかってくれるだろう」は通用しないのです。
婚姻費用の減額(4)
奥さんが身勝手に別居したと仮定します。別居中であっても、婚姻関係にある以上は「婚姻費用」を支払わなくてはいけません。
婚姻費用(こんいんひよう)とは、別居中に支払う生活費のことです。収入が多い方が、収入の少ない側に支払います。
身勝手に別居の道を選んだ奥さんに、あなたは1円だって支払いたくないですよね。しかし現実は残酷です。奥さんが身勝手に別居した証拠がない場合、多額の婚姻費用を支払うように裁判所から命令される可能性は極めて高いです。
裁判所からの命令を無視し続ければ、強制執行されます。勤め先のお給料の一部が差押えされても不思議ではないのです。
一方で奥さんの浮気を証明する確固たる証拠があれば、事情は変わってきます。「浮気をした奥さんが話し合いもせずに、身勝手に別居を強行した」というあなたの主張が認められる可能性が高くなるのです。
もしあなたの主張が認められれば、奥さんの支払う婚姻費用の減額が認められる可能性もあります。
財産を奪われない(5)
離婚する場合、離婚原因に関係なく「夫婦の共有財産」は折半するのが原則です。
きっとあなたは、離婚の原因をつくった奥さんに財産の半分を奪われるなんて、絶対に納得できないと思います。
しかし「財産は半分ずつ折半する」という原則は、「絶対的なルール」ではありません。夫婦が同意すれば、全額をどちらか一方に譲ることだって不可能ではないのです。
実は浮気の証拠があれば、あなたにとって有利な交渉を奥さんに持ちかけることだって不可能ではありません。カラクリはこうです。
もし奥さんの浮気の証拠をあなたが掴めば、奥さんは有責配偶者です。既に説明した通り、有責配偶者からの離婚請求は認められません。つまりあなたが認めない限り、あなたと奥さんは夫婦のままです。
実態のない夫婦を演じ続けるのは、想像以上に苦痛です。しかも「自分の浮気が原因」というゆるぎない事実がある以上、奥さんが感じる精神的な負担は大きいです。
「不倫」したともなれば、世間体だって悪いですしね。不倫の「疑惑」をかけられただけで激しくバッシングされる有名人をみれば、世の中の不倫に対する風当たりの強さはわかるはずです。
以上のような状況で、あなたは奥さんにこう語りかけるわけです。「財産を諦めるなら、離婚届にサインしてもいいよ」と。
もちろん奥さんとの交渉次第ですが、浮気の証拠を掴むだけで、有利な条件で離婚できる可能性は高くなるでしょう。
浮気相手がわかる(6)
浮気相手の素性を暴くことができれば、浮気相手の男性に「妻と別れて欲しい」と伝えることも可能です。
もちろん浮気相手の経済的な状況や、勤め先、家族関係によって交渉のバリエーションは変わってくると思います。しかし交渉の選択肢が増えることは悪いことではありません。
あなたは「回りくどい交渉なんてする必要ない!浮気相手と妻の前で、堂々と浮気の事実をぶちまけてやればいいんだ!」と思うかもしれません。
しかし後戻りできない状況を作り出すことで、奥さんや浮気相手が「捨て身の戦法」に打って出ることだってあるので注意すべきです。追いつめられた人間を甘く見てはいけません。
仮にあなたが「反省するなら、浮気をした過去を水に流す」と奥さんに伝えても、「もういいです。家には戻りません!」と宣告されることだってあるのです。実際そういう例は少なくありません。
白黒ハッキリする(7)
「あいつ、浮気してるかも?」と悩む男性が抱えるストレスは小さくありません。仕事やプライベートに悪影響を及ぼすことだってあります。
「妻が浮気しているかも?」という悩みは、両親にも親戚にも、仲のいい友達にだって気軽に相談できるものではありません。
浮気調査をすれば少なくとも白黒はハッキリつくわけです。奥さんが浮気しているかしていないか悩むストレスを軽減させる上で、探偵社の調査は大いに役に立つでしょう。
最後に
「おススメの探偵社はどこですか?」と頻繁に質問されることが多いので、最後におススメの探偵社を紹介しておきます。ズバリ、「原一探偵社」がイチオシです。
個人事業主として活躍する探偵さんも多いですし、他にも料金面で魅力的な探偵社も複数あるのは事実です。しかし探偵業界に詳しくなればなるほど、原一探偵社よりおススメできる探偵社はありません。
調べればすぐにわかることなので告白しますが、原一探偵社の調査料金は安くはありません。しかし調査機材や調査体制はピカイチです。確実に証拠を掴みたいなら原一探偵社をおススメします。