妻の浮気調査を自分でやりたいなら、絶対に守らなければいけないルールがいくつかあります。
気軽な気持ちで奥さんの浮気を追及すれば、あなたの心が病んでしまう可能性だってありますから、ぐれぐれも注意すべきなのです。
今回は「奥さんの浮気調査に挑戦する際の注意点」について詳しく解説しようと思います。
妻の浮気調査を自力でやる注意点
- 覚悟はあるか?
- 自分を攻撃しない
- 冷静になれるか?
- 失敗の代償
- 証拠の使い道
覚悟はあるか?(1)
奥さんの浮気調査をするなら、覚悟が必要です。なぜならば浮気調査は、信頼している人間を疑うことの連続だからです。
奥さんのスマートフォンの中身を見るだけでも罪悪感は半端ないですし、レシートや持ち物をチェックするだけでも嫌な気持ちになるはずです。
奥さんを疑えば疑うほど「俺、今何やってんだろ?」と虚しくなる瞬間に直面するでしょう。奥さんの浮気調査をしている事実がバレないように普段通りの態度で接することだけでも辛いはずです。
「何があっても最後までやり遂げる」という確固たる決意がないなら、最初から自分でやろうとせず、プロに依頼した方が精神的に楽です。
プライベートの深い悩みが、仕事に悪影響を及ぼすことだってありますから、くれぐれも注意しましょう。
自分を攻撃しない(2)
愛する奥さんが浮気をしている事実を目の当たりにすると、「自分を責める」男性がいます。妻が浮気をしたのは、「俺が物足りなかったからだ」などと考えてしまい、自分を責め続けてしまうのです。
場合によっては、浮気の証拠を掴んでもその事実を奥さんに伝えられない男性もいます。そんな自分を客観視することで、ますます自己嫌悪に陥ってしまうのです。
事実を知ることで不幸になるなら、最初から浮気調査なんてすべきではありません。どんな結論になろうが、浮気調査が人生にプラスになるという確信がある場合のみ、浮気調査に踏み切りましょう。
冷静になれるか?(3)
奥さんが自分以外の男性と、親密なメッセージのやり取りしている姿を想像してください。冷静でいられますか?
奥さんが自分以外の男性と仲良く談笑して、最近あなたには見せない笑顔をしている姿を想像してください。冷静でいられますか?
浮気相手は見ず知らずの男性かもしれませんし、もしかしたらあなたと面識がある人物かもしれません。冷静でいられますか?
あなたがどんなに我慢強い性格だとしても人間である以上は、頭に血がのぼってしまうことだってあるはずです。
頭に血がのぼって、浮気相手に殴りかかってしまったケースもあります。浮気は「民事事件」ですが、暴力問題は「刑事事件」です。
民事事件で訴えて勝利しても、刑事事件で訴えられれば深いダメージを受けるのは、間違いなくあなたの方です。
失敗の代償(4)
プロのよる浮気調査ですら「不意打ち」が原則です。
「まさかわたしが浮気調査の標的になっていないだろう」と油断している当事者を調査するからこそ、成功する可能性が高いのです。
過去に浮気調査された経験者や、「もしかして浮気が疑われているかも?」と疑心暗鬼になっている人を調査する場合には、調査の難易度が段違いに高くなります。
つまりあなたに「失敗」は許されません。あなたが「浮気を疑っている」という事実すら奥さんに悟られてはいけません。もし疑われれば、証拠隠滅の可能性だってあります。
また「浮気を疑う男なんて最低!」などと逆襲される可能性だって否定できません。普段通りを装って調査するのは、意外と難しいのです。
自力の浮気調査中に「これ以上深入りしたらバレるかも」と少しでも感じたら、深入りは禁物です!
証拠の使い道(5)
もし、浮気の証拠を裁判で用いることを検討しているならくれぐれも注意してください。浮気の証拠を盾に、慰謝料を請求したり、離婚を請求するなら質の高い証拠が絶対に必要です。
ここでいう質の高い証拠とは、「どこからどう見ても、浮気しているね。」と裁判官が判断するような証拠のことです。例えば妻と浮気相手が、複数回一緒にホテルに出入りしている様子を撮影した写真・動画などが該当します。
奥さんにバレることなく、あなたは自力で質の高い証拠を確保することができますか?
自力の浮気調査では「浮気していそうだけど、浮気していると断定するのは難しい」というレベルの証拠を掴むのが精一杯でしょう。
奥さんに「お前、浮気しているだろ!」と証拠を突き付けるだけなら、問題ありません。しかし浮気の事実を素直に認める人の方が稀です。
確実に浮気しているという証拠でない以上は、「誤解です!」、「信じて下さい!」と、奥さんから主張され続ける可能性だってあります。
中途半端な証拠であるがゆえに、あなたも奥さんを信じていいのかわからなくなるはずです。自力でせっかく収集した証拠ですら、役に立つとは限らないのです。
最後に
自力で浮気調査するなら、くれぐれも注意すべきです。